弊社は岡山県岡山市にて、寺社仏閣の新築・修理、文化財建造物の保存修理などを主に、様々な設計・施工を請け負っております。
創業以来、国宝や重要文化財の保存修理を手掛ける機会をいただき技術の向上、知見を得て多くの宮大工職人が育っています。
建築技術が多様化する中、日本古来より受け継がれてきた伝統技術を現代、そして後世へと繋げ、文化財から新築工事まで誇りをもって、受け継がれる建造物を遺していきます。
創業は昭和32年。50年以上の歴史を持つ宮大工の会社です。古来より建てられている建造物は木造建築が多いため年月とともに劣化していきます。また、時代や地域性により、構造の組み方や仕上げの道具、使っている木材が違うため、時代の策定を行い、その時代の工法に倣って保全・修理を行い、未来へと引き継ぎ、そして活用されていけるよう精進しています。また、文化財建造物や寺社仏閣を未来へ引き継ぎ遺していくためには、保存修理のための技術・工法・知識が必要となるため、若い担い手の育成にも力を入れています。
国宝や重要文化財建造物の修復から一般社寺・木造住宅まで多岐にわたる工事を手掛けております。元の姿を変えることなく、劣化してしまったところを修復していくことで今までと変わらぬ姿、建てられた当初の姿へと戻していきます。文化財建造物や寺社仏閣の修理は新材に取替えて直してしまうのではなく、使われている木材の痛んだ部分を繕い極力再用します。だからこそ、昔の工法を未来へと繋げることができるのです。
2025年6月7日 新ホームページ開設